プライムメゾン目黒

計画地の目黒区三田には、古くは江戸時代に玉川上水から分水した「江戸の六上水」のひとつ、三田上水の用水跡があります。水が豊富なことで周辺の高台には細川越中守、讃岐守、伊豆守などの大名屋敷や旗本の別邸が連なっていたようです。

現在は、北に恵比寿ガーデンプレス、南は目黒駅周辺の高層ビルや雅叙園、東には都立庭園美術館の杜、西には目黒川と、景観と優れた都市的環境に恵まれた閑静な住宅地です。
計画は50㎡台の1LDKを中心に、環境と個性的な生活にこだわる単身者・夫婦の方向けの、住まいのパターンにこだわらない可変性のある住室を計画しました。

公道から建物への導入には、白樫、ヤマボウシ、イロハモミジの木立と、荒らく切り出した恵那石を配した枯山水の庭と、盤上のテラスが一体となったアプローチ空間があります。
閉鎖されたエントランスの私的空間との間に木彫の壁で結界〕を設けました。通りからは木立の合間にそれが浮き上がり、この建物の心意気を表現しています。

一日の始まりと終わりに、心に触れるアクセスでありたいと願っています。

(担当:服部創史)
(撮影:Blue Hours)


(画像をクリックすると拡大できます)

clm_megulo_003 南面全景

 


clm_megulo_007 アプローチ

 


clm_megulo_017 エントランスホール

 


clm_megulo_008 風除室

 


clm_megulo_012 エントランスアプローチ 夜景